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2014年お知らせ憲法・平和

10/24「建国記念の日」反対運動の歩み

2.11集会プレ企画 「建国記念の日」反対運動の歩み

チラシはこちら

20141024


・日時 2014年10月24日(金)18:30~(開場 18:00)

・ゲストスピーカー

  「『建国記念の日』不承認の集会をなぜするのか?」

    小牧薫さん(大阪歴史教育者協議会)

  「2.11集会の史学史的検討に向けての覚書―「科学運動」としての「建国記念の日」反対運動―」
    北泊謙太郎さん(大阪大学、日本近現代史)

・参加費:無料
・場所:府教育会館たかつガーデン3階 ローズ
         大阪市天王寺区東高津町7番11号
      近鉄「上本町」駅11番から徒歩約3分/地下鉄谷町九丁目駅から徒歩約7分
・主催:「建国記念の日」反対大阪連絡会議

 

 1873年、「紀元節」は初代神武天皇即位の日とされ、天皇制国家の重要な祝祭日として制定されました。戦後、紀元節は国民の祝日から外されましたが、1966年、「紀元節」復活をねらう政府は、政府提出法案をもとに2月11日を「建国記念の日」と定めました。しかし、2月11日を「建国」の日とする歴史的根拠はなく、戦前・戦中に天皇制国家のもとで「紀元節」が果たしてきた役割を見ても、この日を国民の祝日とすることには大きな問題があります。
 そのため、1966年の「建国記念の日」制定の前後から、歴史関係団体を中心として、「建国記念の日」反対運動が全国で粘り強く続けられてきました。大阪でも、1966年第一回「建国記念の日」反対集会から数えて、今年度で49回目の開催を迎えます。
一方で、「建国記念の日」に込められた意味や反対運動の意義が十分に継承されず、単なる祝祭日の一つとして捉えられる傾向が強まっています。
 そこで、現在にまで至る「建国記念の日」反対運動の歩み・位置づけ、「建国記念の日」に向き合う歴史学の姿勢について、大阪で「建国記念の日」反対運動に関わってこられた方からお話をいただき、運動の今日的意義を考える機会を設けました。「建国記念の日」に対して「今」どのように向き合うべきなのか、議論を深め、共有する場にしたいと思います。皆さまのふるってのご参加をお待ちしております。

(2014.10.10)