教育のつどい大阪 2017中河内ブロック ゆずりんコンサート
子どもは未来、平和こそ
ゆずりんコンサート 笑顔がかさなれば
「教育のつどい大阪2017全体会」が10月21日、八尾プリズムホールで開催されました。中河内ブロック11団体で実行委員会をつくり準備を重ねてきました。山本高校の吹奏楽部の演奏、青年教職員の「荒馬」で開会、ゆずりんコンサートが行われ、府内各地から教職員・父母・府民が参加しました。
山本高校吹奏楽部の一体感溢れる演奏で、「教育のつどい大阪2017」全体会の幕が開けました。高校生指揮者のもと、生き生きと演奏する高校生の姿に、会場からは拍手が湧き上がりました。
中河内ブロックの青年教職員が力強く「荒馬」を踊り、太鼓と篠笛のリズムと演技でたいへん盛り上がりました。
大阪教職員組合の小林優委員長はあいさつで、安倍改憲と改悪教育基本法の具体化である新学習指導要領のねらいを語りました。それは、「グローバル人材」「戦争する国をつくる人材」の育成のための教育に変質させてしまうことです。子どもと教育、憲法を守るために教職員・父母・府民の対話と共同を大きく広げようと呼びかけました。
大瀬良篤大教組教文部長は、基調提案とともに来年度から移行措置期間に入る「新学習指導要領」についてのミニ講演を行いました。その中で、極限を超えたつめ込み教育や英語教育など、子どもの成長や発達を無視した内容になっていることが強調されました。
参加者からは「要点を押さえていて、わかりやすかった」「保育の現場からも、子どもたちのために何ができるか考えたい」「子どものことだけという狭い視野ではなく、先生方と一緒に学校づくりを考えていきたい」などの声があがり、問題点について理解が広がりました。
(2017.11.15)