地震で延期のチャレンジテストは中止すべき
6月18日に大阪北部を中心におこった地震をうけ、府教委は20日実施予定だった中学3年生の「チャレンジテスト」を延期としました。
大阪教職員組合(大教組)は、「子どものケアや、学校行事が優先されなければならない。中止も考えるべき」と、府教委に申し入れ、やりとりをおこなってきました。にもかかわらず、急きょ27日に、9月4日の実施を一方的に決定しました。そのため、28日に再度要請をおこないました。
すでに学校行事が決まっている中、9月に強行すれば、学校では必ず混乱が広がります。またエアコンが教室に設置されていない学校もあり、9月のテストを受ける条件に大きな違いがでます。子どもたち、学校現場の様子から、中学3年生の「チャレンジテスト」は中止しかありません。
また、子どもと教育・文化を守る大阪府民会議は、府教委に対して「チャレンジテスト」の中止を求める緊急要請を行い、関西テレビで報じられました。
(2018.7.25)