中学生「チャレンジテスト」署名
今年度の中学3年生「チャレンジテスト」は、自然災害で2度も延期し強行されました。「修学旅行を2度も変更した」「地域は停電しているのに、実施した」など、学校現場を無視したテストありきの施策に、不満と矛盾の声があがっています。
また府議会で今回の「チャレンジテスト」がとりあげられ、府教委は「後日実施扱いとなる学校のテスト結果は、その学校の調査書の評定平均の範囲を算出する際には使わないルールとなっている」と断言しました。その後議員からは「特定の日に一斉に実施される1回のテストに依存して行う(中略)大変危うい制度の上に成り立っていることを指摘したい」と発言がありました。
今回のテストにおいて、これまで大教組が指摘し続けてきた問題点がさらに大きく露呈し、「廃止・撤回」、「テスト結果を高校入試の内申点に利用しない」機運は高まっています。「子どもと教育・文化を守る大阪府民会議」が提起する個人署名に呼応するとともに、各市町村教委、各学校、地域のPTAにも懇談等の申し入れをおこない、廃止・撤回に向けた世論を高めていきましょう。
第1次集約:11月末 第2次集約:12月末 最終集約:1月末
※1月末に最終提出します
(2018.11.1)