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2011年刊行物紹介活動紹介・見解資料室

教育・職員基本条例案撤回へ A4チラシを作成

教育・職員基本条例案撤回へ A4チラシ表

教育・職員基本条例案撤回へ A4チラシ裏 

 

 大阪維新の会が9月府議会に提出した「教育基本条例案」「職員基本条例案」は、知事が教育目標を決め、従わない教育委員や校長・教職員を「命令・処分」で排除しようとする大変な中身です。これでは学校の教育は壊され、大混乱し、その影響はすべて子どもたちにしわ寄せされます。

 

  ○2条例案に対し各界からの批判の声

 

  「教育基本条例案は、憲法・地方教育行政組織法に違反」(大阪弁護士会会長 中本和洋さん)

 

  「教育基本条例案が直ちに実行されれば、大阪の教育は大混乱する」(大阪府教育長 中西正人さん)

 

  「この条例で大阪の教育がよくなるとは思えない。(条例が)最高法規ってなんですか。こんなもので先生のやる気があがりますか。学力があがりますか」(「百マス」計算で知られ、知事の強い要請で就任 大阪府教育委員 陰山英男さん)

 

  「この条例はまるで工場の品質管理です。教育の場に均質の教職員だけが残り、均質の子どもたちだけが育ってくることになります。果たしてそんなことで『常に激世界の動向を注視しつつ、激化する国際競争に対応できる』人が育つでしょうか」(日本ペンクラブ会長 浅田次郎さん)

 

 「厳罰主義で上司の命令絶対という条例案だ。イエスマンだけ残る。職場をうまく回そうと思えば、職員一人ひとりに住民の声を政策に反映させる喜びを与え、やる気を引き出すことだ」(大阪市立大学名誉教授 西谷敏さん)

(2011.10.3)